伊藤洋一のビジネストレンドの今週のネタは、『トレーサビリティ(traceability;追跡可能性)』。
食品の素材(例えば牛肉とか)の原産地を、ICチップなどを使って消費者に対して保証する取り組みについて。牛だとか、鳥だとか、キムチだとか、食べ物に関する『リスク』が日常にすでに浸透しているし、有機野菜なんかも高く売れていくんだろうなぁ今後も。
そもそも『ブランド』ってものがいわゆる『(モノの)素性に対するお墨付き』であって、そこからくる安心感・信頼感があるから消費者はその分の対価を支払う。
食品業界全体からするとブランディングされた商材はまだまだごく僅かだと思うけど、食品リスクの高まりが後押しして一気に気運が高まるんじゃないでしょうか。ノンブランド品は安売り品になっちゃうから、素材で勝負できない場合には加工方法なんかで工夫したり、結果的に品質向上が加速されると消費者はハッピーですね。
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