品川に住んでいるので、リニア新幹線の動向を調べてみました。
(といってもほとんどwikiの要約ですが・・・)
"中央新幹線"
いわゆる東京-大阪を結ぶリニア新幹線のことで、2025年にまず首都圏-中京圏の開業が計画されています。
基本計画はの原型は今から35年くらい前(昭和48年)に作られたそうで、かなり壮大。一旦バブルがはじけて動きが鈍化したものの、2003年ごろから輸送量が増加傾向に戻ったのを受け着実に進行しています。
東京-名古屋間が最速で40分(在来新幹線は79分)、東京-大阪間は最速67分(在来新幹線は120分)という計画。ただ東京-大阪間の開業予定は今のところ2045年らしい。相当先ですね。。
JR東海はかなり気合が入っていて、2007年末、首都圏-中部圏(約290km)の総事業費費(用地買収含んで約5.1兆円!)を全額自己負担で建設することを発表しました。
リニア開業8年目で当時と同じ長期債務残高に戻せる、とのことだそうです。もともと鉄道事業は固定負債が極端に多い業界ですが、更に借入を増やす強気の姿勢を見せています。調達方法は明らかにしていませんが。
(ちなみに2017年には東海道新幹線の施設購入費の支払いがほぼ終了する見込み)
駅については、首都圏の駅候補は東京、品川、新横浜の3つで、JR東海としては品川を推している模様。
1:東京駅拡張工事は難易度が高く品川に比べ困難。
2:新横浜は、ルート建設(東京都心を深さ40m超の大深度地下トンネルで貫く構想)の条件が困難になり東京・品川が無理な場合の候補。
名古屋は、名古屋駅でほぼ決まり。
大阪は、JR東海の計画だと新大阪駅だが、橋本知事は大阪駅北の梅田北ヤードに駅を設けるべき、と発言した。
以上のような状況です。
がんばれ!品川!
火曜日, 2月 23, 2010
ギャル文字解読技術は実は高性能
今となっては少々古い印象を醸し出し始めている"ギャル文字"だが、なんでもKDDI研究所がその解読技術について真面目に取り組んでいるらしい。
正確には"伏せ字(●などで単語の一部を消す)"も含む研究らしいが、その真の目的はこのようなものである。
・犯罪予告や違法情報などのネガティブな情報の検出を自動化し、アラートを可能なかぎり高速に得ること
なるほど。結構崇高なテーマです。
で、私がすごいと思ったのはこのテーマではなく解読アルゴリズムそのものでして。
普通に"解読"とか"翻訳"を考える場合、変換辞書みたいなものをデータベースとして作ってそれとの照合でやっていけばいいんちゃうの?という流れになりがちだけど、どうやらそうではない。
処理1:単語単位ではなく"文章"のデータベースから文法的に正しい文章候補を見つける。
修正処理の例:
ブログの表現:できるかどうヵゎ分かりません
検索する文:どう*分かり
修正候補1:どうかは分かり
修正候補2:どうか分かり
修正候補3:どうしたらいいか分かり
「どう」と「分かり」という比較的正しいと考えられる文字列に挟まれた2文字を修正するために、正しい日本語200万文で用いられている表現の中から修正候補を検索。
処理2:修正候補のスコアリング
1.検索結果における出現頻度
2.置換文字列間の編集距離(文字の削除・挿入・置換といった修正手順の多さ)
3.統計的言語モデルを用いた表現の自然さの値(形態素解析という手法を用いて、その文章構成がありがちかどうかを定量化)
を元に上記3つの修正候補をスコアリングして、より確からしい候補を選択する。
てな具合だそうです。
webやスパムのフィルタリング精度Upとかにも応用できそうなこの技術、実は半年くらいの開発期間で実現したらしい。
認識技術に限らず、アルゴリズムの進化ってのは本当に日進月歩だと感心しました。
正確には"伏せ字(●などで単語の一部を消す)"も含む研究らしいが、その真の目的はこのようなものである。
・犯罪予告や違法情報などのネガティブな情報の検出を自動化し、アラートを可能なかぎり高速に得ること
なるほど。結構崇高なテーマです。
で、私がすごいと思ったのはこのテーマではなく解読アルゴリズムそのものでして。
普通に"解読"とか"翻訳"を考える場合、変換辞書みたいなものをデータベースとして作ってそれとの照合でやっていけばいいんちゃうの?という流れになりがちだけど、どうやらそうではない。
処理1:単語単位ではなく"文章"のデータベースから文法的に正しい文章候補を見つける。
修正処理の例:
ブログの表現:できるかどうヵゎ分かりません
検索する文:どう*分かり
修正候補1:どうかは分かり
修正候補2:どうか分かり
修正候補3:どうしたらいいか分かり
「どう」と「分かり」という比較的正しいと考えられる文字列に挟まれた2文字を修正するために、正しい日本語200万文で用いられている表現の中から修正候補を検索。
処理2:修正候補のスコアリング
1.検索結果における出現頻度
2.置換文字列間の編集距離(文字の削除・挿入・置換といった修正手順の多さ)
3.統計的言語モデルを用いた表現の自然さの値(形態素解析という手法を用いて、その文章構成がありがちかどうかを定量化)
を元に上記3つの修正候補をスコアリングして、より確からしい候補を選択する。
てな具合だそうです。
webやスパムのフィルタリング精度Upとかにも応用できそうなこの技術、実は半年くらいの開発期間で実現したらしい。
認識技術に限らず、アルゴリズムの進化ってのは本当に日進月歩だと感心しました。
Googleの一手
日経エレのフリーメールを斜め読み。
Googleの歴史;
1998-1999
Web検索サービス開始。
2000-2003
AsWords(検索連動型広告)とAdSense(コンテンツ・マッチ型広告)の開発・公開。
2004-2006
Gmail(メールサービス)、Maps(地図サービス)、Youtube(動画サービスを買収)、Picasa(画像管理ソフトを買収)など様々なサービスを展開。
2007-2009
Android、Chrome、Chrome OSといった機器の基盤ソフトを無償で提供。
2010
自社ブランドの携帯電話機"Nexus One"を発売。米国で電力事業者の申請を行う。
ということで、満を持してリアル世界に参入してくるわけです。
OSなどの基幹部分を押さえた分野はすでに猛威を発揮しそうですが、作り方・売り方というノウハウ分野についてはどうか。
噂では、いまGoogleは家電業界を猛烈に勉強しているらしい。
さまざまな業界再編の起爆剤になってくれそうなので、不安・期待が半々、といった心境です。
Googleの歴史;
1998-1999
Web検索サービス開始。
2000-2003
AsWords(検索連動型広告)とAdSense(コンテンツ・マッチ型広告)の開発・公開。
2004-2006
Gmail(メールサービス)、Maps(地図サービス)、Youtube(動画サービスを買収)、Picasa(画像管理ソフトを買収)など様々なサービスを展開。
2007-2009
Android、Chrome、Chrome OSといった機器の基盤ソフトを無償で提供。
2010
自社ブランドの携帯電話機"Nexus One"を発売。米国で電力事業者の申請を行う。
ということで、満を持してリアル世界に参入してくるわけです。
OSなどの基幹部分を押さえた分野はすでに猛威を発揮しそうですが、作り方・売り方というノウハウ分野についてはどうか。
噂では、いまGoogleは家電業界を猛烈に勉強しているらしい。
さまざまな業界再編の起爆剤になってくれそうなので、不安・期待が半々、といった心境です。
月曜日, 2月 22, 2010
iPhoneが売れれば「魚肉ソーセージ」が売れる
韓国では、iPhoneユーザに魚肉ソーセージが売れまくっているらしい?
東京よりだんぜん寒い韓国(2月の平均気温は、ソウルで2.9度、東京は7.8度)、iPhoneのタッチ操作のために手袋を外すのは苦痛です。
そこで登場するのが魚肉ソーセージ。
別に魚肉じゃなくても良いのだろうが、タッチパネルを操作するには"導電性のもの"で触れる必要があるので、サイズ的にもソーセージがベストマッチや。
これでソーセージ業者の売り上げが40%伸びたらしい。まさにタナボタ。
関係あるような無いような話だが、ファミコン全盛時代のころ、"ハイパーオリンピック(コナミ)"に夢中になったものだ。
ボタンの連射速度がものをいう、シンプルだがものすごくしんどいゲームだった。
この時の必須アイテムが"プラ定規"。
ビョンビョンと振動させて連射速度を上げるというワザ(最初に考えた輩はかなりのものだと思う)が全国の小学生に波及していたから、定規の売り上げアップたるやどれほどのものであったろう。
定規なんて授業で使う分には1本あれば事足りる。だがしかしハイパーオリンピックのせいで"定規が折れる"事態が発生し、リピート購入を余儀なくされる。1983年の定規の売り上げ本数は明らかに人口分布との相関がとれないはずだ。
とかなんとか書いていながら、実は私、定規ではなくマッキー(これ。今も昔も変わらない。)を使っていました。
"太"のほうのキャップのふちでこするとめちゃくちゃ速かった記憶があります。
東京よりだんぜん寒い韓国(2月の平均気温は、ソウルで2.9度、東京は7.8度)、iPhoneのタッチ操作のために手袋を外すのは苦痛です。
そこで登場するのが魚肉ソーセージ。
別に魚肉じゃなくても良いのだろうが、タッチパネルを操作するには"導電性のもの"で触れる必要があるので、サイズ的にもソーセージがベストマッチや。
これでソーセージ業者の売り上げが40%伸びたらしい。まさにタナボタ。
関係あるような無いような話だが、ファミコン全盛時代のころ、"ハイパーオリンピック(コナミ)"に夢中になったものだ。
ボタンの連射速度がものをいう、シンプルだがものすごくしんどいゲームだった。
この時の必須アイテムが"プラ定規"。
ビョンビョンと振動させて連射速度を上げるというワザ(最初に考えた輩はかなりのものだと思う)が全国の小学生に波及していたから、定規の売り上げアップたるやどれほどのものであったろう。
定規なんて授業で使う分には1本あれば事足りる。だがしかしハイパーオリンピックのせいで"定規が折れる"事態が発生し、リピート購入を余儀なくされる。1983年の定規の売り上げ本数は明らかに人口分布との相関がとれないはずだ。
とかなんとか書いていながら、実は私、定規ではなくマッキー(これ。今も昔も変わらない。)を使っていました。
"太"のほうのキャップのふちでこするとめちゃくちゃ速かった記憶があります。
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