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水曜日, 10月 04, 2006

下半期スタート、カレイドスコープ思考で棚卸し(その1)

FY06も上期を終え、業務上だけではなく自らのレビューもしないとなぁ、と考えながらふと、2年ほど前、"Tools for Creating Success in Tour Work and Life(著:Laura Nash, Howard Stevenson)"という著書がハーバード・ビジネス・レビューで紹介されていたのを思い出しました。当時、非常に共感したので憶えていたのですが、かいつまんで書きますと、

人生の中での真の成功とは?
それは、『限界を破ること』でも『より多くのものを手にすること』でも『より大きなことをやり遂げること』でもなくて、4つの必須要素;
・幸福感 ・・・人生から喜びと満足感を得ること
・達成感 ・・・何かの業績で他に抜きん出ること
・存在意義 ・・・身近な人にとって意味のある存在であること
・育成 ・・・自分の価値観や業績によって、誰かの未来の成功を助けること
それぞれへの力の入れ方をうまく『切り替え』ながら、かつそれぞれのための活動を『関連付け』ていくことで手に入る、という考え方です。

4つのうちどれかに偏ることなく、バランスさせながら行動を起こしていくわけです。
どれか1つだけに的を絞った人生は、なんとなく満足感が得られなさそうな感じがしますよね。自己満足は孤独感を生みますし、努力して何かを達成したは良いけどそこに虚無感を感じたり。逆に、"人のために"と活動しててもそこに何らかのインセンティブが無いと目的を見失ったりもします。

自分のやっている、あるいはやろうとしている活動が4つの要素のどれに当たるのか、またどれだけ複数の要素に関連付けられるのか、という視点で棚卸しをしてみると面白いと思います。

次回、自分を例にして書いてみようと思います。

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